乳腺MRI検査機器乳房にできた腫瘍と正常な乳腺組織とを鑑別できます。

乳腺MRI検査は、強い磁力を発生するMRI 装置を用いて、乳房の病巣を画像化し、診断する検査で、乳房にできた腫瘍と正常な乳腺組織とを鑑別できます。

乳腺MRI検査MRI検査には、撮像条件を変えて画像のコントラストを調節でき、また、縦・横・斜めなど、任意の方向からの断層画像を得ることができるという利点があります。
乳房触診で腫瘤(しこり)を触れないが、ほかの検査で乳がんを疑われた場合や、しこりを触れるが、マンモグラフィと超音波検査で、良悪性の判定が一致しない場合などに、MRI検査を実施します。

※乳腺MRI検査は必要な時に実施します。

 乳腺MRI検査の特徴

通常は、他の検査で乳がんを疑われた場合などに実施します。

乳腺MRI検査は、検査台にうつ伏せの状態で寝て実施し、検査時間は30分ほどかかります。造影剤を必要としますが、早期乳がんの検出率は92%と、マンモグラフィの56%を大きく上回っています。 (1)

ただし、乳房MRIは造影剤を必要とするため,一般の方の「乳がん検診」には推奨されません。(ご希望の際には医師にお声がけください。ご説明致します。)

マンモグラフィのように痛みを伴うことはありません。妊娠中(安定期のみ)、授乳中でも検査を受けることが出来ます。

乳腺MRI検査は、MRI検査に造影剤(がんが存在していた場合に画像にコントラストを付ける薬剤)を利用して乳がんの探索を行う検査です。エコー(超音波)検査、マンモグラフィ検査と比べて乳がんの発見率は高く、通常は乳がん発見後に乳癌がどこまで広がっているかを探索するために用いている検査です。

引用・参考文献
(1)Kuhl CK,et al:Lancet,2007

日本での乳房MRIの位置付け

海外では乳房MRIの有用性は幅広く認識されていますが,日本での認知度はこれまで低いものでした.しかし近年,日本の乳がんに関するガイドライン(乳癌診療ガイドライン,乳癌学会編 ※1)で,乳房MRIの有用性が認識されてきました。

「MRIは乳房温存療法において術前の乳癌広がり診断に有効か」
2005年には「推奨グレードC ※3」でしたが,2008年には「推奨グレードB ※2」へ変更。
「MRIは多発乳癌の検出に勧められるか」
「推奨グレードB ※2」に決定。

※1 乳癌診療ガイドラインは、金原出版より発売されております。

※2 推奨グレードBとは:エビデンス(有効な根拠・証拠)があり、推奨内容を日常診療で実践するように推奨する。

※3 推奨グレードCとは:エビデンス(有効な根拠・証拠)は十分とはいえないので、日常診療で実践することは推奨しない。

日本の乳房MRIの検査状況

がんを専門に扱っている病院(がん診療拠点病院)の全国調査の結果では、MRI全体の検査に対する乳房MRIの占める割合が、平均で2.2%にすぎないことがわかってきました。 乳房MRIは非常に有用ですが、大病院では他のMRI検査も多いため、精度の高い乳房MRI検査が行える施設は、残念ながら非常に限られています。

乳房MRI 当クリニックの取り組み

当クリニックでは、質の高い検査を実施するために以下の取り組みを行っております。

質の高い乳房MRI検査

当クリニックでは最新のMRI装置を使用して,乳房MRIを重点的に行うこととしました。

質の高い診断

当クリニックでは乳房MRIの専門家が読影(※1)いたします。

乳房MRI専門読影メンバー ご紹介 (※2)

戸崎 光宏 先生 (さがらウィメンズヘルスケアグループ乳腺科部長・相良病院附属 ブレストセンター放射線科部長)
久保田 一徳 先生 (東京医科歯科大 放射線科)
五十嵐 隆朗 先生 (慈惠医大 放射線科)
澤野 誠志 (AIC八重洲クリニック 院長)

※1 読影とは、画像検査(MRI検査やCT検査、レントゲン検査など)の画像を丹念に観察し所見を読み、その上で診断することを言います。

※2 検査体制は,乳房MRIの経験が国内で最も多い戸崎先生の監修のもとに構成されました。

乳房MRI検査をお考えの方へ

かかりつけの先生がいらっしゃるのでしたら、まずは、かかりつけの先生に、「乳房MRI検査を受けてみたい。MRI検査は必要でしょうか?」とご相談ください。
かかりつけの先生が検査を必要だと判断した場合は、0120-786-055(予約専用回線:ドクター専用)にお電話ください。

かかりつけの先生がいらっしゃらない場合は、お電話にてお問い合せください。

 

予約電話番号:03-6202-3375

乳がんの基礎知識

 

乳腺外来で実施する乳がんの検査

 

 


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