遺伝性乳がんとは
- ホーム › 遺伝性乳がんとは
- 日本人女性の乳がん発症者は「がん」の中で最も多く、およそ9人に1人が乳がんを発症しています。
このうち7~10%程度の方が親からの遺伝が大きく影響している「遺伝性乳がん」であり、その過半数でBRCA1/BRCA2の遺伝子変異によるものであることがわかっています。 - 遺伝性乳がんの最大の問題点は若年発症の危険性が高いことであり、以下のような方 は遺伝性乳がんの危険性があります。
-
(遺伝性乳がんの危険性の高い方)
- 2人以上の近親者(3親等以内の親族)が乳がん、卵巣がん、卵管がん、原発性腹膜がんを発症している。
- 40歳未満で乳がん、卵巣がん、卵管がん、原発性腹膜がんを発症している近親者がいる。
- 上記①②に当て嵌まる方は膵臓がんにも注意が必要です。
- また、膵臓がんに対しては以下のような方も注意が必要です。
- 2人以上の近親者(3親等以内の親族)がメラノーマ(皮膚がん)、胃がん、小腸がん、結腸がんを発症している。
- 40歳未満でメラノーマ(皮膚がん)、胃がん、小腸がん、結腸がんを発症している近親者がいる。
- 遺伝性乳がんに該当する方は、膵臓がんの発症リスクを3倍から10倍に引き上げる との報告がなされています。
-
- 膵臓がんの発症リスク3倍から10倍の考え方(その1)
- 膵臓がんの発症リスク3倍から10倍とは、一生涯で約5%の方(20人に1人)が膵臓がんを発症するという割合です。
- 膵臓がんの発症リスク3倍から10倍の考え方(その2)
-
生活習慣により膵臓がんのリスクを増やす喫煙、多量の飲酒、肥満よりも明らかに高い発症リスクが存在します。
引用:遺伝子と家族性膵がん (pancan1.org)
多量の飲酒:発症リスク1.57倍
引用:https://cancer.qlife.jp/news/article18166.html
肥満:発症リスク1.2倍
引用:膵がんの危険因子 - 膵臓・胆のうセンター | 紀和病院・紀和クリニック (nanroukai.or.jp)
-
生活習慣により膵臓がんのリスクを増やす喫煙、多量の飲酒、肥満よりも明らかに高い発症リスクが存在します。
- 膵臓がんの発症リスク3倍から10倍の考え方(その1)
- AIC八重洲クリニック(JR東京駅、地下鉄日本橋駅)、AIC画像検査センター(茨城県筑波大学附属病院敷地内)では膵臓がんの早期発見に取り組んでおり、MRIを用いた膵臓がんドックを実施しています。
- 家族性乳がんの可能性がある方は受診をご検討いただければ幸いです。
詳細は以下のリンクからお入りください。
遺伝性乳がんとは
遺伝性乳がんと膵臓がん
膵臓MRIドック
4. 乳がん検診(+膵臓ドック) ご予約フォーム
担当医師紹介について
診療時間について
お電話でのお問い合わせ:03-6202-3375