乳がん検診で行う検査

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乳がん検診で行う検査

乳がんは、早期発見し適切な治療を行えば5年後の生存率90%以上、完治も可能ながんの一つです。
とくに40歳以上の方には、定期的に乳がん検診を受けることをおすすめしています。

乳がん精密検査の手技を乳がん検診へ

乳がん検診でマンモグラフィ、エコー(超音波)検査を行うのは一般的になってきましたが、 ガイドラインに則らず、不必要な 「要精査」「経過観察」の判定が多いことも事実です。その結果、検診を受けた方が精査を受けるに当たって不必要な不安や時間的拘束などの不利益が発生することは問題であると考えています。

当クリニックでは、原則ガイドラインに準じ、特にエコー検査では精密検査で実施している診断手技を乳がんドックにも適用し、乳がん検診を受けていただいた方に少しでも不利益とならないような判定を出すよう、データ管理し努めるようにしております。

当クリニックの乳がん検診では、以下の検査を実施しております。

検査
1
マンモグラフィ検査

検査機器:マンモグラフィ

マンモグラフィ検査はX腺を使用し、腫瘤や石灰化の有無を調べる検査です。
特にカルシウム成分の沈着による石灰化の検出に有効であり、例えばカテゴリー3の石灰化が乳がんである可能性は概ね5-10%と言われています。石灰化病変の検出においては、超音波検査やMRI検査に優ります。

◆検査の特徴
マンモグラフィ検査では、乳房を検査台に乗せ、乳房の厚みが4〜5cmになるように、乳房を圧迫して撮影します。乳房を圧迫するときには、多少の痛みをともないますが、乳房を圧迫している時間は短時間です。授乳中でも検査する事ができ、妊娠中は腰にプロテクター(X線防護衣)を着用して撮影をします。
また、乳房が小さくても検査に支障はありません。

≫マンモグラフィ検査・検診について

検査
2
乳腺エコー(超音波検査)

検査機器:乳腺エコー

エコー検査は、乳腺用の超音波診断装置を用いて、乳房内部に出来たしこりについて良性、悪性を調べる検査です。
悪性腫瘍である乳がんが存在する場合、高い確率で発見することが出来る検査です。
また、若年者の乳腺は、マンモグラフィ(乳房X線検査)では分かりにくい場合が多く、エコー検査が有効です。

◆検査の特徴
超音波検査では、乳房を圧迫する必要がなく痛みも全くありません。
超音波を使用しているためX線のような被爆はありませんので、妊娠中の方でも安心して検査を受けることができます。

≫乳腺エコー・検診について

検査
3
乳腺MRI検査

検査機器:MRI

乳腺MRI検査は、MRI検査に造影剤を利用して乳がんの探索を行う検査です。
乳房にできた腫瘍と正常な乳腺組織とを鑑別できます。
エコー検査、マンモグラフィ検査と比べて乳がんの発見率は高く、通常は乳がん発見後の精密検査として用いることの多い検査です。

◆検査の特徴
乳腺MRI検査では、造影剤を注射し、MRI機器にうつ伏せになり乳房を撮影します。

≫乳腺MRI検査・検診について

検査
4
視触診

医師が目で乳房を観察し、「くぼみ」「手で触れるしこり」「リンパ節の腫れ」「乳頭からの分泌物」などを観察いたします。 当院では、医師診察の際、必要と判断した場合のみ視触診を実施いたします。

  • NPO法人乳がん画像診断ネットワーク
  • 一般社団法人乳腺画像・研究診断支援グループ
  • 日本乳癌検診学会 乳房MRIをスクリーニングやドックとして使用する際のガイドライン
  • 乳腺外科医のブログ 女性のための健やか便り