乳がん検診結果の見方について

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乳がんマンモグラフィ検診結果について

マンモグラフィの結果は左右それぞれの乳房に対して5段階のカテゴリー(数値)で表記されます。カテゴリーはマンモグラフィのガイドラインに沿って決められたもので、がんの可能性の度合いを示します。

マンモグラフィでは、乳がんのみではなく,良性で明らかに治療の対象にならないものや,良性と悪性の区別が難しいものもあります。 明らかな良性所見で,病院に行って精密検査や治療を受ける必要のない場合には,「所見はあるが異常なし」という結果となり、カテゴリー3以上は悪性の可能性があるので,要精密検査とされています。

カテゴリー1 異常なし
カテゴリー2 良性病変のみ
カテゴリー3 がんを否定できず(がんの確立は5~10%)
カテゴリー4 がん疑い(がんの確立は30~50%)
カテゴリー5 マンモグラフィ上はがん(がんの確立はほぼ100%)

参考:患者さんのための乳がん診療ガイドライン

背景乳腺のタイプと乳がんの検出について

現在、日本においては40歳以上2年に1回のマンモグラフィ検診が推奨されていますが、背景乳腺のタイプ(マンモグラフィにおける正常乳腺の濃度)によってはマンモグラフィ単独検診で腫瘤を指摘するのが困難な場合があります。
背景乳腺は乳腺組織における脂肪成分の比率により以下の4タイプに分けられます。

高濃度(脂肪成分がわずか) → 不均一高濃度 → 乳腺散在 → 脂肪性(ほとんど脂肪成分)

高濃度あるいは不均一高濃度タイプのマンモグラフィは背景の”白”が多く、腫瘤(白い)検出が難しいと言われています。
当院乳腺ドックでは結果表に背景乳腺のタイプを示しておりますので、該当する場合は以降マンモグラフィ+超音波併用検診をお願いいたします。

画像イメージ:乳腺濃度

  • NPO法人乳がん画像診断ネットワーク
  • 一般社団法人乳腺画像・研究診断支援グループ
  • 日本乳癌検診学会 乳房MRIをスクリーニングやドックとして使用する際のガイドライン
  • 乳腺外科医のブログ 女性のための健やか便り