乳腺炎と炎症性乳がんについて
授乳中、あるいは授乳期以外でも『乳房が赤く腫れて、痛みもある』というような症状の患者さんが時々受診されます。たいていは、乳房の一部が硬くなって、皮膚の赤みがあり、視触診で乳腺炎だろうと推測し、画像検索でも乳 … “乳腺炎と炎症性乳がんについて” の続きを読む
授乳中、あるいは授乳期以外でも『乳房が赤く腫れて、痛みもある』というような症状の患者さんが時々受診されます。たいていは、乳房の一部が硬くなって、皮膚の赤みがあり、視触診で乳腺炎だろうと推測し、画像検索でも乳 … “乳腺炎と炎症性乳がんについて” の続きを読む
昨年、『嚢胞が心配』というタイトルのブログの中で、検診で嚢胞と診断されたものの、当院で検査をしたら乳がんだったという2人の患者さんのことを書きました。 最近、そのブログを読んで自分も念のためと当院の乳がん超音波ドックを … “乳がん検診で「乳腺嚢胞」と結果が出たときは” の続きを読む
先日、男性乳がん患者さんの交流会のお話が新聞記事になっていました。私も以前、男性乳がん患者さんを診させていただいていましたが、「他の癌と同じなのに、恥ずかしくて周囲に言いづらい」とか、「伝えたら、何で男性なのにと言われた … “男性の乳がんについて” の続きを読む
自己触診でしこりを自覚したため、他院を受診したところ、視触診はなく、超音波検査の確認だけでしこりなしと言われたものの、やはりしこりがあり心配という患者さんが先日当院を受診されました。 私の視触診ではしこりを触れず、ま … “乳がんの触診について思うこと” の続きを読む
私は職業柄30歳代になってから定期的な乳がん検診を受けています。企業の健康保険組合の一般健診にセットに含まれるところも増えてきているので、一昔前と比べて、30歳代から受けていらっしゃる方も増えてきているように思います。 … “乳がん検診受けましたか?” の続きを読む
何年か前、アメリカの女優さんが乳癌卵巣癌のリスクが高い遺伝子異常を持っていることから、予防的に両側乳房切除術を受けたことが大きな話題になったことを記憶されている方も多いのではないでしょうか。 これまで日本の乳癌診療の … “予防的な乳房切除” の続きを読む
超音波検査の特性として、乳房が大きい場合(特に脂肪性分が多いタイプ)、乳房の深い部分(皮膚と反対の胸壁に近い部分)に存在する腫瘤は少ぼんやりしてしまうことがあります。当院の超音波検査機器は最新のものが導入されていますので … “超音波検査の特性” の続きを読む
当院には場所柄か、比較的若い患者さんが受診されることが多いのですが、思いの外低容量ピルを内服されておられる方がたくさんいらっしゃいます。主に月経困難症、避妊などに対して処方されているようですが、伺ってみるとかなり長期間 … “低容量ピルと乳癌リスク” の続きを読む
マンモグラフィ検診の結果表を見せていただくと、たまに所見欄に“不均一高濃度”など乳腺濃度の記載があり、判定に“要精査”“経過観察”と書かれているものがあってびっくりします。所見とは、マンモグラフィ検査なら例えば“腫瘤”“ … “マンモグラフィの乳腺濃度は異常所見ではありません” の続きを読む
先日、30歳代後半の方が当院の乳がん超音波ドックを受けに来られました。超音波の結果は異常なしでした。当日私からの説明付きでしたので、検査結果異常なしの旨説明する中で、日本の主に自治体で行う対策型乳がん検診では40歳以 … “マンモグラフィ検査も受けておいたほうが良い?” の続きを読む